「本当はこうしたいのに…」
 
 
相手の気持ちを考えすぎてしまったり。
 
言いたいことがあるけれど、言えなかったり。
 
いつもまわりの意見や要望に合わせてしまったり。
 
 
だから、
 
人といても楽しめないし、疲れてしまう。
 
 
 
こんな経験がある方、
多いのではないでしょうか?
 
 
 
周りを優先してそれに合わせることは、
“時には”必要かもしれません。
 
 
でも、
 
これが“いつも”になると、
 
 
自分のことを後回しにして、
 
周りに振り回されてしまっているのと
同じになってしまいます。
 
 
 
前回の記事で、
人と関わる「ぐったり」を回避する“小技”について
お伝えしました。
 


 
エネルギーを枯渇させないことは
HSPさんにとって大事なことです。
 
 
 
自分のことを後回しにしてしまい
周りに振り回されてしまう、
 
 
そんな「ぐったり」を回避する“小技”として、
ちょっとユニークなもの、
 
 
それが…。
 
 
 

自分の切り替えスイッチ

「スイッチ」を持つこと。
 

 
相手に合わせすぎてしまったり、
共感しすぎてしまったりするHSPさんは、
 
 
よく、
 
自分と相手との境界線をしっかり引きましょう
 
と言われたりします。
 
 
 
でも、
 
意識しなくても相手の感情を感じ取り、
 
自分のことのように感じてしまうのが、
HSPさんです。
 
  

そして、
 
半ば自動的に気を使い
相手に合わせてしまいます。
 
  
 
線を引く…と言われても、
 
どうしたらいいのかわかりません…。
 
  
 
だから、まずは、
 
上手に線を引ける自分に切り替えることが
必要。
 
 
そのための「スイッチ」を持ちます。
 
 
 
 
ここで、こんな疑問が浮かびます。
 
 
上手に線を引ける自分って、どんな自分?
 
  
 
そう。
ここがポイントです。
 
 
 
 
上手に線を引ける、とは、
言い換えれば、
 
「自分はこうしたい」を一番に考えられる
 
ということです。
 
 
 
周りに振り回されてしまうのは、
自分が後回しになってしまうから。
 
 
 
だから、
 
「自分はこうしたい」
 
を一番に考え、それを守ることが、
 
振り回される「ぐったり」からの解放に
つながります。
 
 
 
そして、
 
必要な時にいつでも切り替えられるように
 
自分だけの「切り替えツール」
持っておきます。
 
 
 
 
「自分はこうしたい」+「切り替えツール」
=「スイッチ」

 
になります。
 
 
 
 
例えば、こんな感じに…。
 
 
 

仕事用の「私」を纏う

会社の「制服」や、仕事用の「服」
「スイッチ」にしている方がいらっしゃいます。
 

 
昔から、周りのことによく気がついて、
すっと人助けしたりできるある方は、
 
会社に入っても、
同じように振舞っていました。
 
 
周りから感謝されることも多くて、
それが自分自身の喜びにもなっていたからです。
 
 
 
ところが、そのうち、
 
自分の担当ではない仕事を頼まれたり、
面倒ごとが持ち込まれたり、
 
都合よく利用されたりするように
なってしまいました。
 
 
そうかと思えば、
逆にやっかみの対象になったりして、
 
周りに合わせていくことに、
混乱し、疲れ果ててしまった
そうです。
 
 
「頼りにされることは嬉しいけれど、
 私は、
 利用されたいわけじゃない」

 
 
そう思ったこの方は、
会社にいる時だけは、
 
 
「私はプロの仕事人。
 私には私の仕事がある。
 請け負えないことは断るのがプロ」

 
と考え、
 
「制服」を着ている間、
自分のこのあり方を守る
ようにしました。
  
 
はじめは、
 
あり方を変えたことで、
自分の評価が下がるんじゃないかと
  
怖かったそうです。
 
 
でも、実際は、
 
「あの仕事は断って正解だね」
「あの人のためにならないから」
 
という声が多く、とても驚いたとのこと。
 
 
私がやらなきゃ、と頑張っていた時より、
 
人との関わりも仕事も、
とても楽になったそうです。
 
 
 

「私」というキャラクターを名付ける

「芸名」や「別名」というのもあります。
 

 
私自身、芸名で仕事をすることがあります。
(プロフィール参照…)
 
普段とは全く違う世界で仕事をする
いわば「キャラ設定」になっていますね。
 
 
 
実際に表立って使うことはなくても、
自分だけの秘密の「別名」を持つのもアリです。
 
 
ある先生に聞いたお話ですが、
 
自分だけの「別名」をつけて、
「キャラ設定」をした
ことで、
 
支障なく人と関われるようになった方が
実際にいらっしゃいました。
 
 
誰に言うわけでもない「別名」だけれど、
 
自分をうまく切り替えることが
できているのだそうです。
 
(もちろんキャラ設定は、
 人としての倫理にかなったものですよ)
 
 
  

もう一つの(もしかしたら一番)大切な“小技”

前回の記事ともあわせて、
5つの“小技”を紹介しました。
 
気軽な気持ちでチャレンジして、
 
自分に合うものを見つけてみてくださいね。
 
 
 
そう、これもまた、
 
“小技”の一つ。
 
 
 
「とりあえず…」
「試しに…」
 
を合言葉にすること。
 
 
 
 
完璧を求めて考えすぎてしまう時に、
ぜひ、お試しあれ。
 
 
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