前回投稿から、
随分と間が空いてしまいました…。
久しぶりのコラムでございます。
実は、
今年ＰＴＡにあたっておりまして、
ＰＴＡ新聞の編集に勤しんでおりました。
編集は好きですし、
全然苦にならないのですが…。
なんと、
パソコン作業を始めると、
頭痛・吐き気・目眩に襲われるという
謎症状に陥りまして。
締め切り間近だというのに
作業を全く進められないという
まさに悪夢…。
しかし、
転んでもただでは起きない…と申しますか、
転んだ先でも、
何かに気づいて想像膨らましてしまうのは、
ＨＳＰ故か否か…。
この悪夢の中で、
「人の話って、
ちゃんと伝わる方が奇跡なんだ…」
ということを、
あるモノが
とてもわかりやすく教えてくれたので、
今回はそのお話です
その、あるモノとは…。
スマホの話で“召喚”
自動文字起こしソフト。
新聞記事を作るために、
対談を文字起こしする必要がありまして。
でも、
そんなんムリ…という状態でしたので。
試しに、
自動文字起こしソフトなるモノを
使ってみました。
…面白かったです。
スマホに関する話題だったんですが、
“愚かな王子”
“岡田（誰？）が50点”
“召喚”
などなど、
メルヘンチックでマンガチックな単語の
オンパレード。
非常に混沌とした世界観の文章が
出来上がっており。
笑いました。
そして、
笑いながら気づきました。
きっと、
ソフトの種類によって、
出来上がってくる文章が違う。
これ、
人間も同じ…ということに。
伝わる方が奇跡
ＨＳＰさんの悩みの中に、
「自分の言っていることを、
ちゃんと取り合ってもらえない」
「自分が言ったことと同じことなのに、
別の人が言うと、
とても重要視される」
ということがあります。
なんだか、
自分が軽んじられているようで、
とても悲しくて悔しくなるんです。
でも、もしこの原因が、
搭載しているソフトの違いにあるとしたら、
どうでしょう？
ソフトというと
ちょっと語弊があるかもしれません。
人は、それぞれ、
生まれ持った気質があります。
育った環境によって、
価値観や解釈の方法も違います。
だから、
受け取った情報の処理の仕方も、
違うはずです。
つまり。
言ったことがちゃんと伝わり、
ちゃんと理解してもらえる方が、
奇跡なんです、きっと。
ひとりひとり異なるソフト
ＨＳＰさんは、
受け取った情報を深く処理し、
先々まで見通します。
言葉を発する前に、
たくさんのことが想像できています。
だから、
それを伝えようと言葉を発するとき、
想像している部分が、
ごく普通の表現に集約されてしまうことが
あります。
せっかく読んだ先々のことも、
それを的確に伝えられる言葉が、
見つからないこともあります。
一生懸命伝えたのに、相手から、
「よく分からないなぁ…」
という雰囲気が伝わってきて、
悲しく悔しくなってしまいます。
でも、これは、
あなたが軽んじられているわけでは
ありません。
あなたの気質に問題があるわけでも、
もちろんありません。
自動文字起こしになぞらえるなら、
搭載しているソフトの種類が違うだけです。
人は、
ひとりひとりが違うソフトを持っています。
きっちり伝わる方が奇跡。
だから、
伝わるように伝えようとすることが
必要です。
そのためには、
まず、
自分がどんなソフトを持っているかを
知ること。
自分と相手との違いが見えてきますから、
伝え方も自然と変わっていきます。
当たり前といえば、
当たり前かもしれないけれど、
案外忘れがちで、大切なところだと、
改めて気づいた出来事でした。
…ちなみに。
文字起こしが
その後どうなったかというと。
自力でやり遂げました。
考えてみれば、
「対談」だもの。
複数の人間があれだけ語り合っていれば、
混乱もしましょう…。
これもまた、人間も同じ。
自動文字起こしソフトに
罪はありませぬ。
笑ってごめんなさひ…。
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なんだか伝わらない、
自分が軽んじられている気がすると、
悲しくて悔しく感じた時は、
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