繊細なあなたのための、人間関係と仕事の相談室

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伊藤 由希恵
 
 キャリアコンサルタント
 心理カウンセラー
 バイオリズムコーディネーター
 声紋分析心理士
 キャリア支援・カウンセリングに関する講師
 モデルウォーキング講師
 
 
大手企業の社員として23年間、
経理、広報、現場管理、社員教育等幅広い業務に従事。
その際経験した、仕事や人間関係での悩みや克服の過程を広く活かすべく、
キャリアコンサルタントの国家資格を取得。

現在は、
フリーランスのカウンセラー・キャリアコンサルタントとして、
活動しながら、
若者の就職支援施設でのキャリアコンサルティングや
キャリアコンサルタント養成に関する講座等の講師としても、
活動しています。

また、モデル活動の経験もあり、
体の動きと心は密接に関係していることを強く感じてきたことから、
モデルウォーキングを応用し、
自身のメンタル強化と周囲への印象アップを目指す
姿勢・ウォーキング・振る舞いの指導を行っています。
 
 
*CLASSY.2018年10月号に掲載いただきました*

 
 

 
プロフィール詳細
 
私自身、
敏感すぎる性質に悩んできた経験があります。
 

小さい頃〜学生時代「人とどこか違う…」

*幼い頃のこと…*

…よく覚えていませんが、
母によれば「よく泣く赤ちゃん」、

いわゆる「手がかかる子」だった様子…。
 
(当時は、「抱き癖がつく」からと、
 泣いてもあまり抱っこはしないように
 指導をされていたそうですね…)
 

*どこか人と違う…と気づいた学生時代*

自分が人とどこか違うことに
最初に気づいたのは、学生時代。
 
 
人の声がとても気になっているんです。
 
 
「音」として気になるという
身体的に敏感なばかりでなく、
 
その内容が気になって不安を感じる
心の面の敏感さもありました。
 
 
私は、何か気にさわることをしただろうか…。
 
 
そして、
 
ほんのちょっとした指摘や注意も、
ずるずるといつまでも引きずってしまいます。
 

*「勘が鋭い」ことが怖い*

さらに、
 
人の雰囲気や、
小さな表情の変化
 
教室の自分の持ち物の
微妙な位置の変化なども、
 
感じ取ります。
 
 
最初は

「気のせい?」
 
と思うのですが、
 
だいたい感じたとおりになるし、
当たってる。
 
 
勘が鋭い
 
 
と言えばそのとおりなんですが、
 
そんなことが続くと、
 
鋭く感じ取ること自体が、
怖くなっていきます。
 

*人との関わり方が分からなくなって…*

些細なことを察知して、
不安になり、疲れてしまうので、
 
人と目を合わせることすら
うまくできなくなっていきました。
 
 
でも、決して、
 
人が嫌いなわけではないんです。
 
 
できれば、仲良くいたい。

みんなと楽しく過ごせたらどんなにいいだろうと、
思っていました。
 
 
 
でも、こんな調子ですから、

新しい友達は作りづらいし、

仲良くなっても、
自分から距離をおくようになったりして。
 
 
 
あの頃は、
 
人とどう関わったらいいのかすら、
わからなくなっていました。

 

社会人になってからも変わらない敏感さ

*「私はどこかおかしいのかも…」*

社会人になってからも、
 
人との関わり方や距離感が
周りとは少し違っていたようです。
 
 
自分としては、
人を不快にしないように考えに考え、
配慮しているつもりなのに、
 
「空気読め」
 
と言われてみたり、
 
自分自身が疲れすぎないよう、
できる範囲で精一杯人と関わっているのに、
 
「もっと人と話しなさい」
 
と言われてみたり。
 
 
さすがに、
 
私、どこかおかしいのかも…?
 
と不安を感じました。
 

*全部自分でなんとかしなければ…!*

でも、誰に相談できるものでもなくて、
 
自分でなんとかしなきゃいけない、
なんとかしなきゃ、

 
と、ずっと思っていました。
 
 
なんで、自分はこうなんだろう?
 
 
敏感で、気にしすぎで、不安ばっかりで、
ちょっとしたことも引きずってしまう自分を、

認めることができなくて、
 
「こんな甘えた自分ではダメだ。
 いつか見放されて、置いていかれてしまう」
 
と、人一倍、人二倍、人三倍…
 
そこまでやる!?
 
と言われるくらいまで、
 
仕事も、プライベートも、
ただひたすら頑張り続けていました。
 

*せめて「普通」になりたくて*

20年以上の間、
 
心理学、潜在意識、コーチング、
 
外見の印象、
ウォーキングや表情といった体の使い方、
声の使い方、似合う服の見つけ方
 
など、
 
あるものは、先生について、
あるものは、独学で、
 
たくさんのことを勉強して、
試してきました。
 
 
 
せめて「普通」になりたい。
 
 
 
すべては、この一心です。
 
 

*苦しさと虚しさ、そして限界が…*

でも、
 
先生のいうとおりにやっているはずなのに、
どうやってもうまくいかなかったり、
 
うまくいくことがあっても、
素直に喜べなかったりで、
 
頑張れば頑張るほど、
なんだか苦しいし、虚しい
のです。
 
 
 
 
そうこうするうちに、
 
精神的にも肉体的にも限界がきて、
命に危険が及ぶような心臓の不調を
引き起こしてしまいました。

 

頑張る前に、必要だったこと

*純粋に「どうして自分はこうなの?」を考える*

以前は、自分を責める意味も込めて、
 
 
なんで、自分はこうなんだろう?
 
 
なんて思っていましたが、
 
さすがにこの時ばかりは、
命が最優先。
 
 
本当に、すごく純粋で単純な意味で、
 
なんで自分は“こう”なんだろう…?
 
と、根本的な原因を探し始めました。
 
 

*「頑張る前に、必要なことがあった」と気づく*

そして、
 
心理を学ぶ中で知った「内向性」「HSP」を、
もう一度紐解き、
 
 
その視点から、

これまで学んできたこと、
実践してきたことを見直して、
 
なぜ、うまくいったのか、
なぜ、うまくいかなかったのかを、
 
振り返り続けます。
 
 
 
そして、わかったのは、
 
「頑張る前に、自分のことを
 もっと知ってあげなきゃいけなかった」
 
ということ。
 
 
 
知っていれば、
 
ただひたすらに頑張り続けるだけでなく、
 
周りと上手に関わりながら、
自分とも上手に関わりながら、
 
できることが、たくさんあったんです。

 

「自分を知る」とは…

 
自分のことがわからないまま、
 
その時、その時の
周りや自分の内側からの求めに、
 
無防備のまま飛び込み、
 
その中で、まるで追い込まれるように
頑張りを重ねなければならないのは、
 
とても、キツいです。
 
 
そして、
 
頑張ろうとすればするほど、
ひとりぼっちのような気持ちにも
なってしまいます。
 
 
そんなあなたを、一人で頑張らせたくない。
 
 
そんな思いで、

キャリアコンサルタント・カウンセラーの活動を
はじめました。
 
 
 
この相談室での
 
「自分を知る」
 
とは、
 
なんのジャッジもせず、
 
自分の特性や、考え方のくせ、
感じている思いや、欲しい・なりたい姿を

一緒に見つけていくことです。
 
 
 
人にはそれぞれ、
 
持って生まれた特性や、
培われてきた個性があります。
 
 
あなたが、特性や個性を知り、
 
それを活かしたり、
うまく付き合いながら、
 
社会の中で自分を表現する術を身につけ、
 
いきいきと働ける仕事を見つけたり、
心軽やかに生活していくお手伝いができたら、

とても嬉しく思います。

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